こんにちは太田空です。
今日は「富士山のお盆の混雑」についてお送りします。
富士山は、日本一有名な山。
でも、普通の人が登山できる期間は実質2ヶ月。(7~9月上旬くらい)
なので、その短い期間に登山客が集中しちゃう。
すると、土日や祝日はかなりの混雑模様。
そして一番のピークは、やっぱお盆ですよね~
そこで今回は、お盆の富士山の混雑状況についてまとめていました。
富士山のお盆の混雑は?
お盆の富士登山道は、かーなーり混んでます。
とりあえず、富士山の各5合目を出発した時点で「混んでるなぁ」って感じると思いますよ~
そして6合目を通過すると、さらに人混み感アップ!
富士山は上に行けば行くほど、登山者の数が増えていく感じ。
頂上付近は「渋谷か、軽井沢か?」くらいの人の多さです。
イマドキの富士山は日本国内はもちろん、海外からも多くの登山者が結集する。
そして、その混雑がヤバくなるのがお盆なんですね。
ちなみに、お盆じゃない土曜日も超混んでいます。
空いてるコースは?
富士山には、4つの登山コースがあります 。
- 吉田ルート
- 須走ルート
- 富士宮ルート
- 御殿場ルート
このうち「吉田」「須走」「富士宮」はポピュラーなルートなので、お盆とか夏休みの土日は絶対に混雑する。
そこで、穴場とされているのが「御殿場」ルート。
御殿場ルートは、さっきの3つと比べてだいぶ空いています。
ただ、御殿場ルートって・・・
- 距離が長い
- 道が砂地
- 山小屋やトイレが少ない
といったデメリットもあります。(下りだけは楽)
なので、 登山初心者にはちょっときついかも?
- 距離が長いと、それだけ体力を消耗するし
- 道が砂地だと、一歩づつ登ってもズルズル下におちて落ちて来る
- 山小屋が少ない分、水やトイレは用心が必要
などなど
コースがきつい分、登山のスキルで埋めわせる必要があるんですね。
あと、一つ。
「プリンスルート」って言うマニアックなコースも空いてる感じ。
(2008年に皇太子様が登ったコース)
ただ、プリンスルートも経験者向けなので、 初めての人には大変かも?
ちなみに、プリンスルートとは・・・
富士宮ルート→宝永山遊歩道→御殿場ルートを繋ぎ合わせた登山道。
登山の好きな人だったら、知ってると思いますが。
ご来光は見れる?
富士山を登る人の中には、山頂のご来光楽しみにしてる人も多いと思います。
ただ、お盆休みの期間にご来光を拝むのって、ちょっと大変かも?
御来光を見たい人は、山小屋で一泊して山頂を目指すんですが・・・
- 山頂付近は大混雑
- 8合目より上の登山道が渋滞(吉田ルートが一番混雑する)
余裕を持って早く出発したつもりでも、山頂の混雑に押されて…夜明けの時間に間に合わない事もあります。
御来光ツアーだと、午前0時とかに8合目を出発しますから・・・
ご来光見たい人は、思いっきり気合をいれて早起きしましょう!(^^)!
あと、ご来光を待っている時間はめっちゃ寒いので防寒対策も必要。
( 氷点下の強風がビュービュー吹いてます)
ま、そんなこんなで…ご来光を見るには、それ相当の準備が必要。
入念な備えがあるからこそ、感動のご来光が拝めるわけです。
ちなみに、夜中に登山する「弾丸プラン」みたいなのもありますが・・・
心身ともにすごい疲れるので、弾丸はやめた方が良いと思います 。
登山の時間とスケジュール
富士山の登山時間って、各コースごとに目安がありますよね?
- 吉田ルート ⇒上り6時間、下り3.5時間
- 富士宮ルート⇒上り5.5時間、下り4時間
- 須走ルート ⇒上り7時間、下り3.5時間
- 御殿場ルート⇒上り8時間、下り4.5時間
みたいな感じで。
んで、お盆休みの富士登山は、目安のタイムよりもっと時間がかかると思います。
山頂付近で、絶対に混雑しますから。
あと目安のコースタイムには、休憩時間は入っていないので…それも勘案してスケジュールを立てましょう。
少なくとも、コースタイム+3時間は余裕が欲しいところ。
日帰り登山の人は、暗くなる前に下山したいですよね。
富士山はスニーカーで登れる?登山靴はいらない?足が痛くなる?
マイカー規制とシャトルバス
お盆の富士山はマイカー規制があるので、 御殿場ルート以外は車の乗り入れができません。
つまり・・・
- 吉田ルート
- 須走ルート
- 富士宮ルート
では、マイカーを駐車場に置いてシャトルバスかタクシーを利用して5合目に向かいます
(※マイカー規制:7月上旬~9月上旬)
各登山口にアクセスする駐車場は・・・
- 吉田:富士北山麓
- 須走:須走多目的広場駐車場
- 富士宮:水ヶ塚駐車場
駐車場の料金は1000円。
バスの所要時間は、30~45分くらいです。
( 駐車場の場所によって、ちょっと時間が違います)
あと、日帰りで富士山を登りたい人は、バスの始発もよりも早い時間にスタートしたいかも?
そういう場合は、タクシーの利用が便利です。
バスみたいに、運行表に縛られていませんから。
山小屋は?
ご来光を見たり、 お鉢周りもする登山プランだと山小屋の利用も視野に入ってきますよね。
そこで、山小屋の予約を入れるわけなんですが…
早めに計画しないと、予約が取れないかも?
山小屋の予約は、早いところは4月からスタート。
そして、お盆は人気があるので、5月くらいには確定しておきたいですね。
もしかしたら、6月でも予約が空いてる山小屋があるかもしれません。
でも、確率的にだんだん厳しくなります。
ちなみに、山小屋に泊まる人は耳栓を持参した方が良いかも?
イヤーウィスパーみたいなやつ。
山小屋は、予約も睡眠も…早い者勝ちですから。