こんにちは太田空です。
今日は「登山の服装」について考えてみたいと思います。
登山の服装って、ジーンズとかチノパンみたいな普段着でも大丈夫?
富士山をジーパンで登る人もいるんでしょ?
・・・確かに、中にはそういう人もいます。
でもそれって、微妙に登山しづらいかも。
ただ、本格的に登山するつもりがなければ、大枚叩いて装備を揃えるって勇気がいるんですよね。
そこで今回は、 普段着でも行ける登山や登山服の代用品についてまとめてみました。
ジーンズやチノパンで登山をしてはダメ?
友達のお誘いやちょっとした思いつきで登山をする人は、いきなり本格的な登山服を買うのは抵抗はあるかも知れません。
できたら、普段着そのままで山に登りたい・・・
実はそれって、全くナンセンス…って事もないんです。
ジーンズやチノパンなどの普段着で登れる山もあります。
有名なところでは、筑波山や高尾山など。
できるだけケーブルカーやリフトを使って上まで行き、歩く時間を少なくする。
そうすれば、普段着で出撃したって山頂にたどり着けます。
(さすがにハイヒールはやめておいた方が良いです)
でも、 1日かかる日帰り登山や富士山クラスの山になると、ジーンズやチノパンではちょっとキツイ。
頑張れば登れるとは思うんですが、汗をかくとジーンズが足にはりついて歩きづらい。
また、山の冷風が吹くとめっちゃ体が冷える。
それでは、 登山の楽しさが半減してしまいます。
ある程度汗をかくような登山をするならば、全くの普段着ではなく、もうちょっとスポーティーな服装がいいですよね。
通な人はワークマンの作業ズボン等を流用したりしますが、ワークマンを持ってない人はお家にあるジャージ等でも OK です。
シャツや靴も大事
筑波山や高尾山の一番楽なコースだったら、ジーンズで登っても大丈夫。
でも、それよりもしっかり歩く登山だったら、動きやすい服装で出かけましょう。
そしてこれは、ズボンだけではなくシャツや靴も言えること。
綿素材のシャツだと汗を吸ってはくれるんですが、なかなか乾きづらい。
それならば、化繊を使用したスポーツ系のシャツの方がずっと快適です。
登山用でなくても…
寒さ対策の上着は1枚だけではなく、重ね着をして温度を調整できるやつがいいです。
あと、1日中歩くような登山やトレッキングだったら 、スニーカーではストレスを感じるかもしれません。
普通のスニーカーは、舗装路を歩くことを想定しています。
そういう靴で、でこぼこした坂道を歩くとちょっと足が痛いんですね。
また、泥だらけになるし、ヘタをすると靴底が剥がれる…
登山コースが綺麗に整地されていればスニーカーでもいいんですが、普通の登山道だったらトレッキングシューズの方が格段に歩きやすい。
ちなみに、富士山をスニーカーで登ると溶岩質の砂で真っ黒になり、その後使い物にならなくなります。