こんにちは太田空です。
今日は「筑波山と高尾山の比較」についてお送りします。

この両者、一般的には高尾山の方が人気があるんですが、筑波山にも根強いファンがいます。
その理由は何か?
そこで今回は、筑波山と高尾山の見晴らしや難易度、アクセス等々それぞれの特徴について比べてみます。
筑波山と高尾山はどちらが良い山か?
よく「筑波山と高尾山はどちらがおすすめか?」という質問をする人がいます。
これは、ごもっともな質問。
筑波山も高尾山も、登りやすくてサービスの行き届いた山。
知名度はあるし「気軽に登山をしたい人」には、真っ先に思いつく登山スポットですからね。
一般的にはミシュラン効果も手伝って、高尾山の方が人気があるんじゃないかな~と思います。
でも、両方の山を登ったことのある人は、筑波山をおすすめする意見が多い。
まあどっちも良い山なんですが、 それぞれの特徴に応じて好みが別れるんだと思います。
それでは、筑波山と高尾山の個性についてくらべてみましょう。
見晴らしが良い筑波山
登山のお楽しみとして欠かせないのが、山頂からの眺望。
高いとこから周りを見渡すって、 気持ちがスカッとしていいものですよね。
で、山頂からの景色に甲乙をつけるならば…「筑波山」の方に軍配が上がります。
高尾山と違って、山頂からの眺めに街の景色が入らない。
もちろん、高尾山からの眺めも気分がいいんですが、比べて考えると筑波山の方が綺麗に見えます。
標高を比較
- 高尾山599 メートル
- 筑波山877 メートル(女体山の方)
標高を比較すると、筑波山の方がちょっと高いですね。
でもそれは数字だけの問題で、筑波山の山頂の方が空気が薄いとか、 高尾山の方が楽に登れる、などの影響はありません。
どちらも「標高 1000 m 以下の山」と言う、ざっくりした捉え方の方が分かりやすいと思います。
難易度は?
筑波山の高尾山も初心者的な山なので、難易度はどちらも低い。
「難易度が低い」と言っても、普段運動不足の人にはちょっとハードだと思います。
登山家だったらお散歩気分の楽勝登山 なんですが、ハイヒールで登ったりしたら地獄を見ます。
高尾山の夏休み混雑は?ケーブルカーや駐車場は?平日は空いてる?
駅から近い高尾山
高尾山の良い所は、駅からすごく近いということ。
最寄り駅である、京王線高尾山口駅から徒歩5分。
これは筑波山にない魅力ですよね!
筑波山を登る時の服装は?スニーカーやランニングシューズもOK?
筑波山のめちゃ楽コース
「山には登りたいけれど、疲れるのはイヤ」という人だったら、筑波山がおすすめ。
筑波山ならケーブルカーやロープウェーに乗って山頂の寸前まで行けるコースがあります。
ケーブルカー降りて、山頂まで登る時間はたったの5分。
山登りを楽しみたい人は物足りないと思いますが、ジジババを連れての観光や小さいお子ちゃまのいるお家だったら、このぐらいの方が都合がいい。
リフトに乗って気軽に空中散歩を楽しむのも、面白いと思います。
筑波山を登る時の服装は?スニーカーやランニングシューズもOK?
熊が出没する山は?
登山をする時の心配事として「熊の出没」あります。
まぁ実際には、筑波山でも高尾山でも熊を見かけるようなことは、ほとんどないと思います。
でもでも「絶対に熊だけは勘弁してくれ」という人だったら、筑波山の方がいいですね。
筑波山に熊はいません。
イノシシはいるんですが…
紅葉を比較
筑波山も高尾山も、秋になればもちろん紅葉します。
で、筑波山と高尾山はどちらの紅葉がきれいか?
これは、定評があるのは高尾山の方。
高尾山の紅葉は見た目が派手で鮮やかなんですよね。
(見る人の好みにもよりますが…)
でも、筑波山は筑波山の魅力があるんですよね。
それは、紅葉のライトアップ。
高尾山でも、一応紅葉のライトアップはやっているんですが、 筑波山と比較すると規模が小さい。
昼間の紅葉はめっちゃくちゃ混雑するので、夜の紅葉を楽しむってのもアリだと思います。