こんにちは太田空です。
今日は、富士山の登山に「ストック(トレッキングポール)は必要か?」についてお送りします。
富士山の登山ともなると、日帰りピクニックよりも若干ハードルが高い様な気がする…
そこで「ストック(トレッキングポール)も用意した方がいいのかな?」
なんて、考えてる方もいるんじゃないでしょうか?
そこで今回は、富士山の登山に「ストックは本当に必要か?」についてまとめてみました。
富士山の登山にストックが必要な人、邪魔になる人は?
ぶっちゃけ、富士山を登山するのに特にストックはいりません。
水筒、雨具、お金、スマホ、防寒具などは絶対に必要なんですが、ストックにはそこまでの重要性はないです。
なけりゃないで、どうにかなるもの。
むしろ、元気バリバリの山ガールちゃんとか、 富士山歴10回の登山マニアにはちょっと邪魔になるかもしれません。
とは言うものの…ストックがあった方が良い人もいます。
山道を普段歩き慣れてない方とか、体力に自信がなくてギリギリ富士山に登っている人など。
ストックの有用性は、主に下山する時に活きてきます。
登山の時に体力を使って弱った足で下山すると、状態のバランスが取りにくいんですよね。
しかも、傾斜のある下り坂。
平地は誰でも歩き慣れていると思いますが、角度のある坂道は使う筋肉の種類が違います。
体力的には疲労しているし、地面は変化の多い不整地。
そんな状態で長時間歩いたら、もちろん転びやすい。
そこで、ストックを一本持っていると状態のバランスが取りやすく、足への負担も軽減します。
ちなみに、ストックを持つ手は右利きの人は右手に持ち、左利きの人は左手。
ストックを3本目の足として使うのではなく「第2の右足」もしくは「第2の左足」として利用します。
まあ、普通にストックを持って下山すれば、自然とそうなっていると思いますが…
おススメのストックは?
アウトドアショップやインターネットの販売サイトを見ると、いろんなストックが売られていますよね?
どれを選ぶかは買う人の好みが決定権を持つんですが、 気にしてほしいポイントが一つだけあります。
それは持ち手の形状。
登山のストックの持ち手には大きく分けT字型とI字型があるんですが、僕のお勧めはI字型の方。
T字型のストックだと、どうしてもストックに体重をかけてしまいがち。
もしそんな状態で、不慣れで足場の悪い所でコケてしまったら、怪我につながる危険性があります。
そして I 字型のストックならば、持ち手の高さが上の方に来るので、むやみに自分の体重を預けることはありません。
あと、I 字型のストックは、持ち手の所にストラップが付いています。
このストラップが、いい仕事をするんですよね。
ストックにストラップが付いていれば、握る手を緩めてもストックが落ちることはない。
そういう安心感もあって、ストックを持つ力を軽くすることができます。
脚の疲労をサポートするためのストックなのに、手が疲れてしまったら残念じゃないですか。
というわけで、富士山を登山する時のストックは I 字型がいいんじゃないかな~と思うんです。
金剛杖でもOK!レンタルもある?
先ほど「富士山の登山にストックは特に必要ではない」と書いちゃいましたが「使っちゃだめ」って事もないです。
基本的に必要ないから用意はしてこなかったけれど、現場に着いてみたら「やっぱ使ってみたい」なんて、気まぐがあっても良いですよね?
そんな時は、5合目のお土産屋さんに売っている「金剛杖」を利用するといいと思います。
また、登山系のショップだったら、ストックのレンタルサービスをしてるとこもありますので、 在庫が残っていたら一発借りてみましょう。
ちなみに登山ストックの2本使いは、メッチャ重い荷物を背負っているとか、ハードな登山の時に使うので、富士山の金剛杖の購入は1本でOKです。