こんにちは太田空です。
今日は「富士山はスニーカーで登れるか?」についてお送りします。
富士山は「登山マニアでなくても登れる山」として親しみやすい山。
そこで、気楽に「今年の夏は、富士山でも一発登ってみるか!」なんて考えてらっしゃる方も多いはず。
そして、登山の経験がなかったり富士山オタクでもないと「服装は普段着とスニーカーでいいんじゃね?」何て思いがち…
さらに「富士山は、スニーカーでもクロックスても登れますよ」なんていう人もいます。
実際は、どうなんでしょう?
富士山をスニーカーで登っても大丈夫なのか・・・
ちょっと見てみましょう。
富士山はスニーカーでも登れるか?
「富士山はスニーカーでも登れるか?」という議論は、昔からあったし現在でも続行中。
- 「ハイヒールはダメだけど、スニーカーならオッケー」
- 「クロックスで登るやつもいるよ」
- 「昔の人は、草鞋て登っていましたからね」
- 「裸足でもいいんじゃね?」
巷では、こんな意見を度々聞きます。
確かに、富士山はスニーカーでも登れるし、現場でクロックスを履いている人も見かけます。
でもそれって、個人差があるんですよね。
あと、根性があれば登れる…とか。
気軽に富士山を登りたい人にとっては「なるべく装備を軽く済ませたい」という気持ちがあって「スニーカーでも大丈夫か」という気持ちがあります。
しかし「 スニーカーでも OK」 という話を聞いて本当にスニーカーで行くと、ちょっとストレスを感じるかもしれません。
登山はできた、でも「超つらかった!」なんてこともあり得る。
富士山のお盆混雑は?マイカー規制や登山の時間など!山小屋は?
登山靴はいらないのか?
頑張れば、スニーカーでも登山できる富士山。
では、富士山登るのに登山靴(トレッキングシューズ等)は無用なのか?
もちろん、そんな事ないです。
サッカーをやるときは、サッカーのスパイクが…
テニスをやるときは、テニスシューズが…
マラソンをやるときは、ランニングシューズな適切です。
マラソンみたいな単調なスポーツでも、適当な靴を選んで走ったりするとかなりストレスを感じる。
それが、富士山の登山のならなおのこと。
山を登るのに適切な靴を選べば、歩きやすくて快適。
足元に安心感があって、無駄な転倒も防げます。
時々、登山靴風のおしゃれブーツで登山に臨む人がいますが、あれは最悪ですね。
歩きづらくて、動きづらくて、重い。
それだったら、まだスニーカーの方がマシです。
もちろん「スニーカーがベスト」という意味じゃなくて「最悪ではない」くらいの話なんですが。
富士山の登山にストック(ポール)は必要?邪魔?レンタルはある?
スニーカーで登ると…ちょっと痛いかも?遭難はしないか?
ちなみに、スニーカーで富士山を登るとどうなるのか?
軽くまとめてみました。
- スニーカーの中に、砂がバンバン入ってくる
- 庭とか石のでこぼこが、足の裏に当たって痛い
- スニーカーがボロボロの真っ黒になった
- 雨が降ったら、泥まみれのぐちょぐちょになった
- 3分に一度くらいの割合で、靴の中の砂を払った
- 下り坂で、靴底が剥がれている人を見た
などなど。
確かに「砂」とか「汚れ」とか「足の裏が痛い」の我慢すれば、スニーカーでも富士山を登るそうですよね?
でもやっぱり、イマイチな感じがする…
スニーカーは、街の中で履く靴。
登山靴は、登山に適した靴。
靴の中に砂が入るのはスパッツである程度防げるんですが、靴の構造により登山靴みたいにはうまく防げないようです。
靴底が剥がれたり、足の痛みに耐え兼ねたら登山は停止。
これじゃ、遭難と一緒ですよね。