こんにちは太田空です。
今日は、筑波山のイノシシと熊ついてお送りします。
登山者の恐怖のひとつといえば、熊の出没。
筑波山では、さらにイノシシの存在も気になるところ。
両方襲ってきたら、ヤバいですよね!
そこで今回は、筑波山のイノシシや熊はがどのくらい怖いのか?についてまとめてみました。
筑波山のイノシシはヤバい?
今年の1月(2018年)に 、つくば市でイノシシが人間を襲撃するという事件がありました。
被害者の一人は、親指を噛まれて切断する重傷を負います。
後ろからイノシシが襲いかかり、手の指を思いっきりガブっ!
いやー、恐ろしいですね。
筑波山の周辺では、イノシシの目撃や被害が多発しています。
近隣の学校では先生が通学路に立って生徒見守り 、地域の住民は「イノシシが怖くて外に出られない 」と怯えている。
ということは…迂闊に筑波山に足を踏み入れようものなら、速攻でイノシシの餌食?
・・・だったら怖いですよね。
でも実際には、そこまでの恐怖感はありません。
確かに、筑波山にイノシシは生息しているんですが、イノシシが危険すぎて登山を中止するほどではない。
被害の中心は、畑の農作物を食い荒らされた…というのがほとんど。
人間に襲い掛かるのは珍しいんです。
面白い話で、こんなことを聞いたことがあります。
ある人が筑波山の登山へ来た時に、お弁当を食べました。
で、そのお弁当を食べた手でお尻を払ったら、匂いを嗅ぎつけたイノシシにお尻をかじられた…
(これも珍しいケース)
野生のイノシシは、とっても警戒心の強い動物。
だから、人間がいることが分かると自分から逃げていくそうです。
ただ、イノシシにも個人差があって、攻撃的なやつだったら後ろから襲ってくるかもしれません。
熊はどこに出没する?
筑波山にはイノシシ、たぬき、 キツネ、イタチ、ムササビ、野うさぎ、アナグマ、などの野生動物が生息しています。
これだけバリエーション豊富な動物がいるのなら、 ツキノワグマだっていても良さそうなんですが…いないんですよね~それが。
ちょっと残念?
だから筑波山を登山する時は、熊スプレーの準備はいらないかも?
筑波山は、周囲の山から独立した山なので熊、シカ、サルなどの野生動物はいません。
ごく稀に熊の死骸が発見されたりしますが、 それは福島県から偶然に迷い込んだクマではないかと推察される。
ちなみに、千葉県の山にも熊はいないそうです。
その理由は筑波山に熊がいないのと一緒で、山があっても近隣の大きな山と連なっていなければ、熊の生息環境としてはイマイチだからです。
イノシシはいるんですけどね…