幼い顔で、一見地味な印象の矢本悠馬さん。
でも、味のあるキャラクターでドラマや映画に数多く出演し、注目を集めています。
アイドル的な俳優ではないのでイマイチ目立たないんですが、良い演技をするんですよ。
テレビCMなどでも時々見かける顔で、言われてみれば「あ~この人ね」って思い出す方も多いかも知れません。
今日は、そんな若手実力派俳優の矢本悠馬さんの紹介をします。
矢本悠馬とは
矢本悠馬さんは、京都出身の若手実力派俳優。
お顔のイケメンさで売るタイプじゃなくて、演技力がチャームポイント。
まだお若いですが(2018年現在、27歳)意外と芸歴は長く、沢山のドラマや映画に出演しています。
昔の作品だと2003年のNHK朝ドラ「てるてる家族」とか、プレステ3の広告などに出演。
ただ、途中で学業に専念するために一旦芸能界から離れたことがあります。
そして、学校を卒業した後に大人計画という事務所に所属して、業界に復帰。
矢本悠馬さんはヴィジュアル系の俳優ではありませんから、脇役系の配役をこなしながら徐々に評価を高めていきました。
叩き上げタイプなんですね。
演技は振り幅が広く、また個性的やキャラクターを持っているのでとても重宝な役者。
若手実力派俳優として、現在注目を集めています。
子役デビュー
矢本悠馬さんのデビューの切っ掛けになったのは、映画のオーディションでした。
と言っても、演技や芸能の経験はなく突然のオーディション。
しかも、親に「遊園地に行くよ」と騙されて連れて行かれた…
当然、ワクワクして出かけた矢本悠馬さんとしては、ガッカリなわけです。
だから「演技をしろ」って言われてもやる気なんか出ません。
じゃあ、オーディションは不合格?
ところが…そのやる気のない演技が評価され、オーディションに受かってしまいました。
これが、映画「ぼくんち」で子役デビューする切っ掛けとなります。
矢本悠馬さんが12歳の時でした。
その後、NHK朝ドラ「てるてる家族」に出演し、しばらく芸能界で活躍します。
初主演や大河ドラマ等
さて、映画「ぼくんち」で子役デビューした矢本悠馬さん。
しかし、学生時代は学業を優先した結果、俳優業を中断しています。
そして、専門学校を卒業した後「大人計画」という芸能事務所に入り、活動を再開。
最初はちょい役とか、一話だけの出演でした。
そんな経験を積みながら、ついにNHK朝ドラ「花子とアン」に登場。
翌年には「ブスと野獣」で主演を張ります。
その後も映画やドラマにガンガン出演しますが、主役キャラでないので名わき役として活躍が多いです。
でもまぁ、そこが矢本悠馬さんの持ち味。
最近の目だった活躍としては、大河ドラマ「おんな城主 直虎」の中野直之役などが挙げられます。
CMだったら、サントリーハイボールのなどが有名。
ちなみに矢本悠馬さんは、2016年に再デビューを飾った「大人計画」を退団しています。
これは「ブスと野獣」との演技力が評価され、大手プロダクションである「ソニーミュージックアーチスツ」に移籍したため。
お目出たい退団だったのですね。
ここ数年、若手注目俳優として必ず名前の挙がる矢本悠馬さん。
今春(2018年)はNHK朝ドラ「半分、青い」に出演が決定。
主演ではありませんが、ドラマを脇から盛り立ててくれる良い演技をしてくれるでしょう。
まとめ
ひょんな切っ掛けから子役デビューした矢本悠馬さん。
その役者人生はスター街道まっしぐら…ではありませんが、着実に評価を得て地味に注目を浴びています。
脇役系の実力派俳優は、王子様のようなキラキラとしたイケメンではありません。
しかし、演技力をいう武器を持ち、ドラマや映画の世界で独特な存在感を示します。
若手注目株の一人に数えられる矢本悠馬さんは、どこまで活躍の幅を広げるでしょうか?