こんにちは太田空です。
今日は「スタッドレスタイヤの配置場所」についてお送りします。
スタッドレスタイヤの取り付け位置って、一応決まりがあるんです。
でも、車のタイヤなんてぱっと見どれも一緒。
だから、どのタイヤをどの場所に配置するか、分からなくなっちゃう事もしばしば。
「これで良いのかな~?」みたいな感じで。
そこで今回は、スタッドレスタイヤの配置する場所のルールについてまとめてみました。
スタッドレスタイヤの前後左右を間違えると事故るか?
毎年12月頃になると、ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤ交換しますよね。
でも、この時に一瞬戸惑う人も多いんじゃないでしょうか。
スタッドレスタイヤの配置場所に。
ガムテープにマジックで場所を書いて貼ってある人だったら、即座に判明しますよね。
でも、そうでもなければ、どのタイヤをどの場所に配置したのか、分からなくなっちゃいます。
そこで「たぶんここかな?」なんて感じで、適当に取り付ける。
もしかしたら、配置場所を間違えてるかもしれないけど。
そんな感じで、スタッドレスタイヤを取り付けてる人って大勢いると思います。
ただ、配置場所を間違えたからといって、それで速攻でスピンしたという話は聞いたことありません。
そうなんです、意外と大丈夫なんですよ。
スタッドレスタイヤの配置場所を多少間違えて付けても。
(ロックナットは正しく締め付けてくださいね)
大丈夫って言うか…間違えたからといって、すぐに大きな事故には繋ながらないってこと。
でも、タイヤの摩耗がいびつになりますが( ;∀;)
ちなみに、プロにタイヤの取り付けを頼んでいる人だったら、何も言わなくても、ちょうどいい感じに付けてもらえます。
職人さんは、一目見ただけですぐにわかるんです。
スタッドレスタイヤの左右の決まりは?
スタッドレスタイヤの配置場所は、タイヤ回転方向のと溝の深さで決まります。
まず、タイヤの回転方向とは、タイヤの転がっていく方向のこと。
タイヤの側面にこんなマークがあったら、矢印を車の前方向に向けて取り付けます。
(回転方向のマークがないタイヤは無視してください)
すると、タイヤの回転方向と共に左右の位置が決まってきますよね。
さて、次は溝の深さ。
ご自分のスタッドレスタイヤの溝の深さが見てください。
すると、4本の内、溝の深いペアと溝の浅いあると思います。
基本的に、溝の深いペアを前輪に配置して、溝の浅いペアは後輪に。
ただ駆動方式の関係で、後輪の方が早く摩耗する場合は溝の深い方を後輪に持って行きます。
この様に配置することで、スタッドレスタイヤがバランスよく摩耗し、より長く使えるんですよね。
ちなみに、タイヤの回転方向を間違えるとどうなるか・・・
乗り心地が悪くなる?
それとも、ブレーキが効かなくなるとか?
実は、タイヤ回転方向って、間違えても大した問題にはならないんです。
厳密に言うと、車の走行性能に少しは影響すると思うんですが…気になるほどではない。
それよりも、見た目的にカッコ悪いので、そっちの方がダメージが深いかも?
ローテーションがわからなくなったらどうするか?
さて、タイヤの回転方向や溝の深さついてわかったとします。
タイヤの回転方向は、タイヤの側面にマークがついているので、すぐわかるんですが…溝の深さんって微妙にわかりづらいと思います。
これでは、前後のローテーションを判別がつかない…
そんな場合は、スタッドレスタイヤの角っこのところを見てみましょう。
溝の深さが同じぐらいだとしたら、タイヤの角がとんがっているいる方を前に持って行きます。
タイヤの角が残っている=タイヤの摩耗が少ない…という意味で。
しかし、それでも 「よくわからん」て時は、どっちでもいいです。
よく見ても分からないくらい、摩耗に差がない…という事ですから。