こんにちは太田空です。
「暮らしの知恵とお楽しみ」にお越し頂きありがとうございます。
今日は、ドランクドラゴンの塚地武雅(むが)さんの演技力について、まとめていきます。
塚地武雅さんはコント芸人として有名でありますが、テレビドラマや映画の出演でもかなり活躍しています。
それもそのはずで、演技の上手い芸人として名声はもう10年以上も続いているんですね。
配役も広くこなすし、本職の俳優さんも顔負けだそうです。
そこで今回は「役者・塚地武雅」の魅力についてお送りします。
天才か?天然か?塚地の演技
まずは、塚地武雅さんが俳優としてブレイクした切っ掛けについてまとめて行きます。
塚地武雅さんは、バラエティー番組「はねるのトびら」で人気を博しましたが、これと同時にテレビドラマにもボチボチ出演しています。
最初のうちはチョイ役とか単発ドラマが多かったのですが、俳優業を5年目にして映画の主演が回って来ました。
それが森田芳光監督の「間宮兄弟」。
この映画は佐々木蔵之介さんとのW主演でした。
佐々木蔵之介さんは、共演した塚地武雅さんの演技があまりにも味があって、思わずホレボレしちゃったそうです。
で、映画のストーリー的にも仲良し兄弟を描いた作品だったので、佐々木蔵之介さんが塚地武雅さんを見つめる温かさがスクリーンに滲み出る。
そして、二人の相乗効果で非常に良い映像になったワケです。
その甲斐あって、塚地武雅さんの演技は高く評価され、キネマ旬報ベストテン新人男優賞、日本アカデミー賞新人俳優賞など、数々の賞を受賞しました。
こう言っちゃなんですが、塚地武雅さんみたいなお笑い芸人に無理して賞をあげる必要はありません。
大手事務所のホープとか、義理で表彰しなくちゃいけない人じゃないですよね。
じゃあ、何であれほどまでに多くの賞を受賞したか?
他にあげる人が、いなかったから?
(いやいや、欲しい人は他に沢山いるでしょう…)
しかし、塚地武雅さん映画俳優として、一気に多くの栄冠を勝ち取ってしまいました。
特に目立ったイケメンでもないし、業界を背負っているような人でもないのに…
そう考えると、塚地武雅さんの演技力は本物なのかも知れません。
というわけで、塚地武雅さんは「間宮兄弟」に出演し、俳優としての地位を確立します。
山下清、朝ドラ、せごどん
間宮兄弟以降、塚地武雅さんの役者としての出番はグッと増えていきます。
良く知られたところだと「裸の大将」の山下清役や、NHK大河ドラマ「平清盛」の藤原信頼役とか、朝ドラの「まれ」とか。
大河ドラマに関しては、今年(2018年)も出ています。
「せごどん」の熊吉役で。
熊吉役はかなりのハマり役で、バラエティーで塚地武雅さんを見ると熊吉に思えて仕方がない。
また、俳優初期の作品「子犬のワルツ」の配役なども見どころです。
塚地武雅さんのイメージとはかけ離れた悪役を演じていますからね…
これも、演技力の高さをしめすところです。
ちなみに、塚地武雅さんはコントと俳優業を区別してお仕事をしていないそうです。
どちらも、人物をイメージして演じるのは一緒、、とのこと。
そう言えば、塚地武雅さんは「憑依芸人」と呼ばれるほどキャラクターになり切るのが、そもそもの芸風。
そんなコメディアンとしてのセンスが、そのまま役者としての演技力に現れているのかも知れませんね。
まとめ
いかがでしたか?
ドランクドラゴン塚地武雅さんはコント芸人としてはもちろん、ドラマや映画の俳優としても才能を発揮していたんですね。
幅広く配役を演じ、初主演の映画では数々に新人賞をかっさらっていった。
その活躍は、裸の大将や大河ドラマの出演でよく目にするところ。
しかし、その演技力のベースにはコントで培った独特のセンスがあった。
そこが塚地武雅さんらしく、面白いところでしたね。
それでは以上で、俳優塚地武雅の演技力についてのまとめを終わります。
最後まで読んで頂きありがとうございました!