こんにちは太田空です。
今日は「 ランニングは毎日してはいけない」についてお送りします。
学校の運動部って、毎日練習しますよね?
だから、ランニングをする人も「毎日走った方が良い」みたいな考えにとらわれがち。
でも 、走る内容よっては適度に休んだ方が体に良い場合があるんですね。
それでは、どのくらいの頻度でランニングを休んだら良いのか?
ちょっと見てみましょう・・・
毎日ランニングしない方が良い理由は?
「毎日ランニングをしない方が良い」と言っても、走る内容は人それぞれです。
5㎞くらいの軽いジョギングだったら、毎日走っても大丈夫。
5kmだったら、体に大きな負荷はかかりませんから。
だけど、 マラソン大会を目指して筋肉痛になるまで走り込んでいる人は少し注意が必要です。
トレーニングの効率が落ちる
ジョギングよりも、ちょっと上の本格的な「ランニング」をする人は、何か大きな目標に向かってトレーニングしてるんじゃないでしょうか?
「フルマラソンで完走したい」とか「 ハーフマラソンで1時間40分切るぞ」 などなど。
そして、レース本番までの日程を逆算し「少しでも多く走らなきゃ」なんて考て…毎日走る。
毎日走ると日々鍛えられて、ランニングのタイムも早くなりそうな気がしますよね。
「だって、陸上部の学生たちだって毎日走っているじゃないか」みたいな感じで。
でも、彼らは同じ「毎日走る」にしても、陸上の指導者に従ったトレーニングプランを練っているし、少々のことではへこたれない脚力を持っています。
だから、市民ランナーが陸上部の学生と同じように毎日走ることは…ちょっと無理があるんですね。(サブ3の人は別ですが)
そこで、一般人がランニングをするのなら…毎日は走らない方が良い(*’▽’)
毎日は走らずに適当に休んだ方が疲労が残らないので、トレーニングの質も高まります。
小さな故障を見逃してしまう
毎日ランニングをしていると…日々足に疲労感や、軽い痛みを抱えながら走っているかも?
トレーニングしてる人は、我慢しながら走っていると「自分の足は今鍛えられている!」みたいな感覚を覚えます。
痛いことや、辛いことの全てが悪いって事もないんですが… それに慣れすぎると、ちょっと危ないですよ~(ドMって意味じゃないくて)
というのは、痛いのに慣れると故障につながる体からのシグナルを見落としてしまう危険性があるから。
軽い膝の違和感とか、 ちょっとしたふくらはぎの疲労感など「我慢すれば普通に走れちゃう」ような異変を見過ごすと・・・
それが、何ヶ月も長引く故障に繋がることってよくあります。
「少し痛いのが普通」な人は、その辺りの微妙な変化に鈍感になってしまいます。
そこで、日頃から休足することを心がけて、足や身体のニュートラルな状態を思い出してあげましょう。
足の痛くなる場所は?
足の痛くなる場所は、人によってそれぞれ。
代表的なところでは足の裏、膝、足の付け根、ふくらはぎ、足の甲、足の爪が黒くなる等々。
僕の周りのランナーさん達で、足を痛める人は大概「無理して走っちゃう人」もしくは「真面目な人」。
要するに、自分の体力を置き去りにしてトレーニングに没頭しちゃうんですね。
足を故障しても、その後復活できればいいんですが…中には、それっきり戻ってこない人もいます。
マラソンを楽しむのためのトレーニングが、逆に致命傷になってしまった!
これでは、あまりにも残念すぎます。
だったら、練習なんかいい加減にやって、末永くランニングを楽しんだ方が良いと思いませんか?
一週間に何日休む?週休3日?
先ほど、ちょっと書きましたが…軽いジョギングだったら毎日走っても差し支えない、と思います。
でも、ロング走やインターバルトレーニングのようなトレーニングをする場合は、一週間に3日から4日くらいは休んだ方が良いです。
つまり、しっかり練習をする人は一週間に3日から4日位しか走れない。
高い目標を持ってレースに参戦する人は、毎日でも走りたいかも知れません。
でも、適度な休息をとらないと、疲労をこじらせて 故障につながります。
一度故障したら、何週間も走れなくなってしまう。
そうなると、レースまでのトレーニングのプランが大幅に狂っちゃいます。
自分の体が壊れないように気をつけつつ、適度な負荷のかかるトレーニングをする。
この辺のバランスが大事なんですね。
普通の人だったら、筋肉痛になる寸前くらいの負荷で1~2日おきに練習するのがちょうど良いと思います 。
僕のマラソンスケジュールは、4ヶ月後に30 km トレイル、半年後にウルトラを控えていますが… トレーニングが間に合うかちょっと微妙。
現在、ロング走中心のメニューを練習していて、週休5日。
あと、1日くらいは走れそうな気がするんですが…足が壊れるのが心配なので、多めに休みをとっています。