こんにちは太田空です。
今日は「ロードバイクに飽きた人」についてお送りします。
始めた頃は、めっちゃ盛り上がってロードバイクを購入した。
それを友達に話したり、川沿いのサイクリングロードを走ってみたり。
でも、半年~1年も経つとロードバイクの話題が消え、別の趣味を始めちゃったりして…
そういう人、身近にいませんか?
せっかく、十何万ものお金を出して買ったロードバイクなのに、すぐに飽きちゃう人って意外と多いんですよね。
でも、それはそれで「飽きる理由」ってものがあるんです。
そこで今回は、彼らがロードバイクに乗らなくなった理由について考えてみました。
ロードバイクを買ってすぐに飽きる人の特徴は?
実はロードバイクを買ってすぐに飽きる人って、ものすごく普通な人。
ママチャリが10台くらい買えるお金を出して、せっかく買ったロードバイク…
大事にしなきゃ、もったいないでしょ!?
でも、そのもったいない事をする人の方が普通。
いろんな説によると、ロードバイクを買っても1年くらいで乗らなくなってしまう人の割合は90%と言われています。
だから、ロードバイクを始めて2年も3年も乗り続けているような人の方が珍しい。
乗り続けて…さらに2代目のバイクを買う人は、もっと珍しい。
レースに出るような人は、ドM。
1日に200キロのツーリングをする人は、変人です。
こんな人たちの仲間入りをしなくても、何ら恥じることはありません。
ロードバイクに乗らない人の方が普通の人だと思いませんか?
ロードバイクみたいに、危険で不便な乗り物に乗っている方がオカシイですよ。
(…と言いつつ、僕個人は20年以上ロードバイクに乗っていますが )
なぜロードバイクに飽きるのか?
ロードバイクみたいに不便で疲れる乗り物は、すぐに飽きられて当然です。
ロードに乗るくらいだったら、原チャリで走っている方がよっぽど幸せ。
坂道をガンガン登っていくし、走っても心臓がバクバクしないし、乗り心地も良いし。
でも、ロードバイクって見た目がちょっとかっこいいので、そこに魅力があるんですね。
さらに「自転車に乗ったら健康に良いんじゃないか?」とか「エコでいいよね!」みたいな考えが入り込むと、ロードバイクに乗りたくなっちゃう。
そして、 ロードバイクに対するワクワク感が抑えられなくなり、チャリンコ屋にバイクを見に行く。
もう気持ちはイケイケですから、すぐにでも欲しい・・・
で、新車一台お買い上げ!
ところが、ロードバイクに乗り始めてしばらくすると、ちょっと違和感を感じる。
とりあえずは、お尻が痛い。
お尻の次は腰が痛いとか、腕が疲れるなど。
その他に・・・
- ヘルメットをかぶるのが面倒
- 上り道は疲れる
- 思ったほどスピードが出せない
- ロードバイクに乗ってる人についていけない
- 冬は寒くて夏は暑い
- チャリンコ屋のお客の輪に入れない
- 乗り心地が悪い
- レースに出るつもりはない
- 家の中から出し入れするのがだるい
- ペダリングって何?
- タイヤをリムから外せない
- 付けたいパーツを指定したら、チャリ屋のオヤジに変な顔された 等々
そこで「なんだか…思ってたのとちょっと違うぞ」って感じる(-_-)
ロードを購入した当初はめっちゃ満足していたんだけれど、その後が続かない。
(ロードバイクって、めんどくさい乗り物なんですね)
そして、だんだん自転車にも触らなくなり、 休日は車や電車などで出かけるようになる。
ロードバイクに「飽きた」と言えば飽きたんですが、いまいち自分と合わないことに気づきます・・・
でも、それって正解じゃないでしょうか?
ロードバイクって、トレーニングしないと速く走れないし、日本の道路じゃ自動車の方がでかい顔してる。
ロードを思いっきり楽しむには、いくつものハードルが待ち構えています。
僕は未だにロードバイクが好きですが、レースにエントリーしてなければ乗るのは月に1~2回 。
普段乗りは、MTBの方が気を使わなくて楽です。
ロードバイクのダサいメーカーや乗り方は?服装とヘルメットは?
ロードバイクを続けてる人はどんな人
ロードバイクは、ほとんどの人にすぐに飽きられてしまう面倒な乗り物。
でもそんな、へんてこな自転車を愛してやまない人たちもいます。
それは・・・
- 乗り物全般が好きな人
- 通勤手段としてロードに乗っている人
- 本当にロードバイクの楽しさに目覚めた人
- 自転車屋さんに勤めている人
- 中学の時からロードバイクに乗っている人
- クロスからロードにチェンジした人
- ドM の人(レース系等)
- 昔はロードに乗っていたけれど、今はランドナーに乗ってる人
- 自転車ソムリエみたいな人 などなど
長年ロードバイクに乗っている人は、ロードをトレンディーな趣味として乗っているのではなく、生活や人生そのものと密着しています 。
そして、ロードバイクの楽しさは 、何年も乗りこなしてゆっくり熟成されるもの。
でも、普通の人はそこまで気長に待てないから、途中で飽きちゃうのも仕方ないと思うんです。
せっかく高い自転車を買っても、すぐに飽きてしまうのはモッタイナイ気はしますが…普通の神経の持ち主だからこそ飽きちゃうんですね。
近所に、54万円のデローサにフラットペダルを付けて購入した人がいます。
そして、12km走って「は~疲れた」なんて言うんですよ(-_-;)
でも、世の中的にはそういう人の方が普通。
半日で100km走る人の方が珍しいんです。