こんにちは太田空です。
今日は「ハーフマラソンで1時間50分」についてお送りします。
ハーフマラソンで1時間50分を切ると、ランナーとしてだんだん自信が出てくるところではないでしょうか?
そして、自信とともに欲が出て「自分はどのくらい早いのだろうか?」とか「サブ4イケるかも?」なんて思いが渦巻く・・・
そこで今回は、ハーフで1時間50分を切るランナーがどのくらい早いのか…について、考えてみたいと思います。
ハーフマラソンを1時間50分で走るのは、どのくらい早いか?
ハーフマラソンを1時間50分で走るということは、もうそれだけで十分立派。
普通の人から見たら、モンスターのようにな体力です。
普段ジョギングやマラソンをやっていない人だったら、3キロ走っただけでもヘトヘトになるでしょう。
それが3キロの7倍もの距離をテンポよく走りきるなんて…とんでもない話です 。
そのレベルでランニングができる人は、限られた一部の人間のみ。
でも…実際にマラソン大会に参加すると、自分より速い人はいくらでもいます。
いやそれどころか、自分より前にランナーが大勢いすぎて、自分がどれだけ早いのかわからない。
ということは、自分のランナーとしての実力は速い人たちと比べるとずーっと遅い?
しばらくランニングを続けてきて、徐々にスピードもアップしてきた・・・
ただそれは、マラソン大会に参加する大多数のランナーも同じ。
だからレースに参加すると、前にも後ろにも数え切れないほどのランナーがいる。
そして、タイムを計測すると1時間47分だったり、1時間54分だったりします。
これが、1時間50分でハーフマラソンを完走する人の現実。
全体的な順位で見るとちょうど真ん中くらいか、それより少し早い程度じゃないでしょうか。
もし上を目指すなら、今まで以上の努力が必要かもしれません。
フルマラソンでサブ4を達成できるか?
ハーフマラソンを1時間50分で走りきるならば、フルマラソンを3時間40分で走りそうな気がしますよね。
そしてこれを、4時間から引き算すると…20分のお釣りがくる(*’▽’)
ただこの計算は、よほどスタミナがある人でなければ当てはまりません。
ハーフマラソン1時間50分で走れる人だったら、30キロまではスタスタ走れます。
でも、その後が問題。
30キロを通過すると、徐々にパワーダウンするのを感じ始める。
さらに、35キロ付近では体に変調をきたすこともある。
今までに感じたことないような痛みや、自分史上最高の疲労感など。
体験ゾーン突入して、自分がどうなっちゃうのか分わからないような感覚に襲われる。
そこで初めて、ハーフマラソンとフルマラソンの違いを思い知るのです。
終盤に迫ると、走るペースがガクンと落ちて「あーキツイなぁ、早く終わってくれないかな」という気持ちでいっぱいになる。
そして、フラフラになりながらゴールしてみると、タイムは4時間20分だったりして…
サブ4が市民ランナーの大きな目標とされているのも、それなりに意味があるんですね。
ハーフマラソンを1時間50分で走るランナーさんだったら、サブ4を達成できる可能性は十分にあります。
でもそのためには、今まで通りのランニングだと、ちょっと追いつけないんですよね。
・・・な~んて言いながら、僕は4時間5分なので偉そうなこと言えないんですが( ;∀;)
初心者でもハーフで1時間50分で走れる?
1時間50分でハーフマラソンを走ることは、普通のランナーだったら普通に走れる感じ。
でも、マラソン初心者だと少しきついかも知れません。
体力的には1時間50分で走れたとしても、マラソン大会って個人で走るのとはペースが違うと思うんです。
スタート当初の大渋滞とかレース途中のトイレ待ちなど、一人で走っている時とは違ったシチュエーションに出くわすので 。
こういうのが、結構時間のロスに繋がるんです。
あと、走っている途中で写真を撮る等してると、どんどん時間が過ぎていきます。
僕の経験では、普段のランニングスピードから計算して、初めてのハーフマラソンは2時間くらいかな?と思っていたんですが…結果は2時間25分でゴール。
記録表を見ると、区間によっては5キロを45分もかけて走っている所もありました。
なんじゃこりゃ?って感じ。
でも今考えると、トイレとか写真に時間をかけすぎていたんだと思います。
初めての参加だったので、走り方がよく分かっていませんでした…
(危うく、制限時間に引っかかるところでした)
もしかしたら、初めてのハーフマラソンで、思った以上にタイムが遅い人がいるかもしれない。
でもそれって、足の問題ではなく要領の問題だと思います。
普通に走り込んでる人が普通に走れば、ハーフマラソンで1時間50分は普通に走れます。
ただレース中は、トイレも給水も写真も渋滞も全部コミコミの時間なので、意外と時間がかかっちゃう事があるんですね。