こんにちは太田空です。

今日は、ハーフマラソンのぶっつけ本番についてお送りします。

 

12ハーフマラソンぶっつけ

 

ランニング初心者がいきなりハーフマラソンを走ったら・・・

そりゃ、結構つらいですよ~

 

で、実際にどのくらいキツイのか、知りたくないですか?

呼吸が苦しくなるとか、足が痛くなる等…

 

そこで今回は、初心者が練習無しでハーフマラソンを走るとどうなるか?についてまとめてみました。

ぼくの友達のマラソンデビュー顛末記です。

 

初心者のハーフマラソンのエントリー

僕の友達で佐藤君ってヤツがいます。

そいつは決して運動嫌いではなく、休みの日はソフトボールをやったり、子供の運動会にも積極的に参加する人。

 

そこで僕は、かねてより彼をマラソンに誘っていました。

「マラソンは慣れちゃえばそんなに苦しくないし、ダイエットにもなるぞ~」って。

 

もちろん、最初のうちは渋っていました。

そんなの絶対無理だって、死ぬわ」と。

 

でも、 会社の同僚や近所の仲間にもマラソンをやる人が意外と多く「 走らないやつは、遅れてる」みたいな考えになり、ハーフマラソンにエントリーします。

 

1ぶっつけ本番フロストバイトマラソン1

 

エントリーしたのは、米軍基地(横田基地)内で開催される「横田フロストバイト」というハーフマラソン。

※東京都福生市の米軍基地

 

そして次の日から、 トレーニングを開始するかと思いきや…「まだ、しばらく先だからいいよ~」「のんびり気楽に走るからさ~」なんて言って、エンジンがかからない。

 

僕も、誘った以上何かアドバイスをしてやりたいな~と思ってましたが…次第に「ハーフマラソンだからってナメんじゃねー」という気持ちになります。

 

で結局、佐藤君は練習なしのまま大会当日を迎えます

 

冬のランニングの服装は?初心者はユニクロ?タイツは履くの?

いざ!ぶっつけ本番

さて、本番当日、僕らはチャリンコに乗って横田基地に向かいました。

「天気晴れててよかったね~」とか「こんなに大勢の人が来るんだ!」なんて話ながら。

 

会場に入ると、受付や場所取りを済ませます。

 

スタートの時刻を前にして、緊張する佐藤君。

今更ながらにして「走りきれるかな~」「棄権する人ってどのくらいいるのかな?」なんて言う始末。

 

アホかと思いました

 

僕は「スピードなんか気にしないで、ゆっくり走っていれば誰でもゴールできるよ」と 、軽々しい慰め言葉をかけます。

 

ぶっつけ本番フロストバイトマラソン11

 

そして予定時刻が迫り、上着を脱いでスタート地点に並ぶ。

 

僕らは後ろの方に並んでいたので、号砲の音は聞こえない。

でも、人のが流れ出したので、スタートが切られたことを知ります。

 

ランナーの塊がゆっくりと前に進む。

そこで、佐藤君は言いました…「意外とみんなゆっくりなんだね、よかった」と。

(本当は、フン詰まりになってるので前に進めないだけ)

 

ところが、一番最初の給水地点に着く頃には…疲労で姿勢が崩れ、「ゼーゼー」と声を出して息を切らしてる

苦しそう…そして「こりゃムリだ」って感じ。

 

でも、これは彼だけではなく、周りにもチラホラと同じような人が見受けられます。

 

ハーフマラソンを完走する初心者のペースは?時間と給水は?

練習不足の初心者が完走?

僕は、佐藤君と一緒に水を飲んだ後「じゃあ俺、先に行ってるから」と、別れを告げました。

別れたって言うか、見捨てたつもりです。

 

あとは自分のペースでハーフマラソンを楽しみ、1時間50分でゴールします。

ゴール地点でバナナを食って、完走証をもらい、自分の荷物置き場まで向かう…

 

僕はこの時、佐藤君がすでに着替えて待ってるんじゃないか?と思っていました。

つまり、リタイアして先に戻ってるということ。

 

だけど、そこに佐藤君の姿は無し。

帰った形跡もないし…

 

これはもしかして、どこかで行き倒れたのか?」なんて心配しながら、 ウィンドブレーカーを着て、ゴール地点に戻ります。

しかし、時間は刻々と流れ制限時間終了

 

すると、ますます心配になる。

「どこ行っちゃったんだ、佐藤君!」

 

制限時間が終わってもゲートは開いているので、ぼちぼちランナーさん達がゴールします。

 

でも、よく見るとゴールゲートの向こ~うの方に、ゾンビみたいになった佐藤君の姿があった。

まさか、ここまで頑張るとは!

 

僕は、あらん限りの大声を上げて「おーい、佐藤くーん!」と叫びます。

そして、心の底から「頑張れ」と思っちゃいました。

 

やがて、フラフラになった佐藤君が、倒れこむようにしてゴール。

僕は、急いで彼のところに行き、 肩を貸します。

 

荷物置き場に向かう途中「水飲むか?」とか「バナナ食べる?」なんて聞いても、声すら出ない状態。

疲労困憊というより、死ぬ寸前って感じ。

 

ハーフマラソンを1カ月前から練習して完走できる?

地獄の苦しみ

それからしばらく休んだ後、帰り支度をし、僕は佐藤君の奥さんに電話をかけます。

「  佐藤君ヘロヘロになっちゃって、もう動けません。奥さん、今迎えに来れますか?」

 

僕らは、ゆっくり歩いて奥さんとの待ち合わせの場所に向かいます。

その途中、佐藤君は2回ゲロを吐きました

頭は痛いし、足はガクガク。

 

翌日、僕は佐藤くんの様子が気になって電話してみます。

たぶん会社を休んで、家にいるんじゃないかな~と思って。

 

そしたら…やっぱり、仕事を休んだ様子。

 

彼の話によれば全身がバラバラになるくらい痛み、 立ち上がると生まれたばかりの子鹿のように足が震えるとのこと。

 

でもまあ、救急車で運ばれたり、心肺停止になるよりは全然マシ。

それは大げさな例え話ではなく、地元マラソンのサポート医師も「こんな危険な事やらせるんじゃねーよ」とぼやく程。

 

ハーフマラソンはフルマラソンに比べて、格段に体への負担は少ないんですが…練習不足の人がいきなり参加すると、かなり危ないんじゃないかな ~と思います。


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