こんにちは太田空です。
今日は、マラソンと早死についてお送りします。
スポーツをすることは、体力がつき身体もほぐれるので健康に良さそうですよね!
気分もスカッとするし・・・
でも、他方で「スポーツは体に良くない、特にマラソン早死にする」
なんて話も聞きます。
一体、どういうことなんでしょう?
めっちゃ体に良さそうじゃないですか!
そこで今回は、マラソンは本当に体に悪いのか考えてみました。
マラソンで早死にする原因は有酸素運動?
マラソンをしていると膝が痛くなったり、爪が黒くなったり、 股関節が痛い等いろんなトラブルがあります。
でもそれは、寿命を縮めることのダメージではない。
マラソンは体に悪い…と言われているのは、そっちじゃなくて「有酸素運動」のこと。
「有酸素運動」って聞くと、体に良さそうですよね?
スカッと汗をかいて、血の循環も良くなるような気がする。
ところが過度な有酸素運動を行うと、体内に活性酸素が大量発生し人体の細胞を傷つける。
本来、活性酸素は人間にとって必要な物質。
風邪のウイルスや病原体が入ってきた時に、免疫細胞が武器として使うのが活性酸素。
しかし、長時間の有酸素運動を行い体内の活性酸素が増えると、ウイルスどころか自分の細胞まで攻撃してしまうんです。
それにより体内の新陳代謝が悪くなったり、疲労が溜まりやすくなる。
でその結果、老化現象が早まる…という話。
いやー恐ろしいですね。
こんなこと聞いてしまうと、マラソンやエアロビクスをやってる人はガッカリしちゃいます?
活性酸素が老化を早める?
確かに、科学的な説明ではそういう事もありえる。
全部が嘘ではないと思うんです。
ただ、こんな話も聞いたことがあります。
フランスで「ツールドフランス」に出場した選手ついて、その後の健康状況を調べたました。
すると、かつてツールドフランスに出場した選手たちは、一般的なフランス人よりも高寿命で、ガンや心臓病の発症も少ない…
まあ、比較対象として日本人とフランス人とじゃ単純に比べられないし、ロードバイクとマラソンじゃスポーツのジャンルが違いますよね。
ただ「有酸素運動による活性酸素が人の命を縮めるか?」と考えると、 思った程危険じゃないような気がします。
走り過ぎは寿命を縮める
時々、インターネットの掲示板等で「マラソンは体に悪い」「死ぬからやめとけ」みたいな書き込みをみます。
でもあれは、口の悪い人のブラックジョーク。
彼らの意見だって、よく聞いてみると「過度の走り込みは良くない」という意味で語っている。
一般のランナーが日頃10 km ぐらいランニングをすることに関しては、誰も文句を言いません。
でもそれって、 一般的なマラソンランナーのランニングペースと同じぐらいですよね。
オリンピック選手がギリギリまで自分を追い込んで、レースに向けて身体を研ぎ澄ますのとはワケが違います。
フルマラソンを4時間くらいで走る人だったら、命を削るほどの体力の消耗していないと思います 。
あーそうそう…普段練習もしないのに勢いだけでマラソンレースに突撃しちゃう人は、死ぬ可能性がありますよ~
いきなり極端な無理をすると、心肺が停止しちゃうんです。
ま、そこまで行かなくてもフルマラソンの途中、道端でゲーゲー吐いてる人はよく見かけます。
そういう無茶をしなければ、マラソンは健康的なスポーツです。