こんにちは太田空です。
今日は「モロヘイヤの食べ方」についてお送りします。
栄養豊富で、緑黄色野菜のエースとも言えるモロヘイヤ。
癖のない野菜で、メニューのバリエーションも豊富。
ただ、モロヘイヤには毒がある…という話も聞いたことあります。
もしそうだったら、ちょっと怖いですよね 。
さて、実際はどうなのか?
ちょっと見てみましょう・・・
目次
モロヘイヤには毒がある?安全な食べ方は?
栄養が豊富で、日本でも盛んに栽培されるようになったモロヘイヤ。
近所のスーパーや、八百屋さんでも度々見かけます。
モロヘイヤは緑黄色野菜なので、ベータカロテンが豊富。
ただ、ちょっと心配なのは「モロヘイヤには毒がある」という噂・・・
もし、それが本当だったら、モロヘイヤを食べる時は十分注意しなければいけませんよね?
で、モロヘイヤに含まれる毒素は「ストロファンチジン」という物質。
過去には、モロヘイヤを食べた家畜が死亡した…という話もありました。
が、しかし …日本国内のスーパーや、八百屋さんで売っているモロヘイヤは安全。
というのは、日本のお店で販売しているモロヘイヤは、ストロファンチジンが発生する前に収穫してしまうから。
モロヘイヤは十分成長すると、種、さや、茎などにストロファンチジンが出てきます。
でも、そこまで成長させてしまうと、茎が固くなって美味しくない。
それでは、お店としても商品にならないし、そもそも若い葉っぱを刈り取るのがモロヘイヤの収穫方法。
食品安全委員会もその事については十分留意していて、ちゃんとしたお店で売っているモロヘイヤなら、安心して食べても大丈夫です。
生で食べても大丈夫?
あと「モロヘイヤは生で食べても大丈夫か?」と心配する人もいます。
それは、モロヘイヤに含まれる「シュウ酸」が気になるからなんですね。
モロヘイヤに含まれるシュウ酸がカルシウムと結合して「シュウ酸カルシウム」となり、 結石の原因になるのではないかと…
確かに、モロヘイヤにはシュウ酸が含まれてはいます。
そして、シュウ酸は茹でると水に溶けるので「生で食べない方が良い」みたいな考えも、成り立つと思います。
ただ、モロヘイヤだけがシュウ酸を含む野菜ではないんです。
ほうれん草とか、キャベツとか、さつまいも等にも普通に入ってるし。
あと、野菜じゃないけど、緑茶とかも。
でも「キャベツ食って結石が溜まった」みたいな話って、あまり聞いたことがないですよね。
ま、超厳密の話をすれば、キャベツのシュウ酸も巡り巡って結石と結びつくかもしれない。
だけどそれって、関連性があるというよりは、こじつけかな~って感じがします。
ざっくり言うと…生キャベツ食って大丈夫な人は、生モロヘイヤの食べても大丈夫!ですよ。
モロヘイヤの簡単な食べ方
さて「モロヘイヤは安全」と分かったところで、モロヘイヤの簡単な食べ方について見てみましょう。
葉っぱ系に野菜なので、使い勝手が良いのが特徴です。
モロヘイヤのおひたし
日本で一番ポピュラーな食べ方
鰹節と醤油をかけて食べると美味しい。
モロヘイヤの天ぷら
イメージ的には「しその天ぷら」近いですね。
モロヘイヤの味噌汁
モロヘイヤのとろみが出ておいしいですよ~
モロヘイヤ+納豆
茹でて刻んだモロヘイヤを納豆と混ぜてかき混ぜる。
粘っこいもの同士でよく絡みます。
モロヘイヤのお好み焼き
お好み焼きって、キャベツを水菜や長ネギにチェンジしても美味しいじゃないですか。
んで、モロヘイヤにも互換性があります。